「隣る人」工房

児童養護施設を舞台にしたドキュメンタリー映画「隣る人」(2012年公開)を共に制作した稲塚由美子と刀川和也が立ち上げ運営するプロジェクト。

言葉、音、映像等を駆使し、個人に光を当て、個を大切にした記録活動を行う。まなざしは時空をまたぐ。試行錯誤を恐れず表現方法を模索し、表現行為を通して人とつながり、「いま」を捉えなおしていくことを探求する。

その活動を通して、わたしたちが生きる社会を地道に足元から見つめ、戦争や差別といった問題と向き合い、社会環境がいかに変わろうとも、大切なこと、大事なものを何か、ということを問い続けていきたい。